上賀茂神社は、正式名、賀茂別雷神社といい国宝の本殿、
権殿と40棟の重要文化財に指定されている建物で構成されています。
創建は古く7世紀末にはすでに有力な神社になっており、
さらに平安建都以降は国家鎮護の神社として
朝廷の崇敬を集めていました。
社殿は、11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられましたが、
その後衰微し寛永5年(1628)に再興されました。
再興後本殿の造替が7回実施されており、
現在の本殿と権殿は、文久3年(1863)に再建されたものです。
主な祭
5月 5日 競馬会神事
5月15日 賀茂祭(葵祭)
京都の三大祭
6月30日 夏 越 祓
9月 9日 烏 相 撲
(拝殿と立砂)
拝殿 寛永5年(1628)造替
立砂 御社殿のまだなかった時、
神様をお招きしてお祭りをした所
(楢の小川) ならの小川
「風そよぐならの小川の夕ぐれは
みそぎぞ夏のしるしなりける」
藤原家隆
百人一首で知られている「ならの小川」は、
鎌倉時代 の当社の夏越祓の情景を詠ったものです。
(楼門)
寛永5年(1628)に造替
(本殿と権殿がこの建物の奥にあります。)
上賀茂神社ホームページ
http://www.kamigamojinja.jp/